2023-11-16
「私」とは何だろうか。 「私」とは肉体ではない。 「私」とは精神、心…でもない。 心身の変化、その他全てを感知し続けている存在こそ、真の「私」である。 心は退屈を嫌い、動き回り、止まることを知らない。 そんな心を完全に制 […]
2023-11-15
インド哲学において、心には4つの層があるとされている。 最も深い層に、潜在意識(チッタ)があり、これが記憶の倉庫となる。 全ての経験はこの層に入力され、その人が経験する現象はこの層から創られるとされる。 次に自我(アハン […]
2023-11-03
武術を学び修行するものは、善良でなければならない。 武術は護身術でもあるので、心身の安全を確保することも目的の一つだ。 この目的を果たすためには、思考、言動共に善良であることが重要となってくる。 もし自己中心的であったり […]
2023-11-01
人生の長さには2種類ある。 平均より早く終わる「短命」と、長く生き残る「長命」だ。 現代日本は「人生100年時代」などと言われている。 こうした中においては、長く「生かされる」リスクにも備えなければならない。 これは、お […]
2023-10-25
防御が完成するまでは、組手をするべきではない。 一度強烈な打撃をまともに喰らってしまうと、恐怖が心に刻み込まれてしまう恐れがある。 恐怖は身体を緊張させ固くさせる。 身体が固くなると動きは遅くなり、最悪止まってしまう。 […]
2023-10-21
護身において重要なのは、相手を、状況を、自身を冷静に観察し、できるだけ正確に把握しておくことだ。 それも可能な限り素早くしなければならない。 そのためには、打ち気に早ることがあってはならない。 格闘スポーツにおいては、攻 […]
2023-10-13
武術には特別な体力は必要ない。 立って歩けるだけの体力があれば、いつまでも取り組むことができる。 つまり、ほぼ一生に渡って技術を向上させることができ、技術の高さが自由組手における強さに繋がるのが武術の特長・特徴である。 […]
2023-10-12
格闘に慣れない人がいざその場に立つと、全身が緊張し、力んで固まってしまう。 こうなると相手の動きに対応するどころか、感知することすら出来なくなる。 これは非常に危険である。 一方、ぼんやりしていて力が入っていないのもまた […]
2023-09-24
制心訓練法は文字通り心を制御する訓練であり、瞬間的な対応の練習としては、組手において平常心を保つなどがある。 長期的な心の制御訓練としては、站樁(立禅)などの有意義な習慣を身につけたり、悪を為さず善を為すことで実践できる […]
2023-09-18
心は印象の集合です。 そして欲求の束ともいえます。 それは様々な客体との接触から生じる欲望の集合なのです。 それはまた、世俗的煩悩によって引き起こされた感情の集合、様々な客体から集められた観念の集合でもあります。 そして […]