格闘技

制心術
上手くて強いを目指す

強いだけでは足りない。上手いだけでも足りない。本当に目指すべきは、「上手くて強い」という境地である。 強さとは、力で押し切ること、勝つこと、負けないこと──それらを含む概念だが、粗雑で無骨な強さだけでは、いつか限界が来る […]

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制心術
向上心よりプライドが勝る人は強くなれない

人が強くなるには、自らを省みて、未熟さを認める勇気が必要だ。だが、多くの人はそれができない。なぜなら、向上心よりもプライドが勝ってしまうからだ。 プライドは、ある程度なら自尊心を保つうえで役に立つ。だが、それが過剰になる […]

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制心術
秘伝の技を直に観たい人は他にいませんか?

武術の「本物」とは何か──その問いに真剣に向き合ってきた方に、心からお伝えしたいことがあります。 過日、大阪にて、江花先生による秘伝実践会の第一回セミナーが開催されました。これは、いわゆる「技の体験会」や「護身術講座」と […]

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制心術
武術に学ぶ無理無駄の省き方

日常において、我々はしばしば「無理」や「無駄」を抱え込む。過剰な力み、不自然な動き、目的に対して不適切な手段──それらはすべて、成果を遠ざける原因となる。武術は、まさにこの「無理」と「無駄」を削ぎ落とすための知恵と技術の […]

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制心術
「戦わない」と「戦えない」には天と地の差がある

これは単なる言葉の違いではない。生き方そのものの違いだ。「戦わない」は主体的な選択であり、「戦えない」は無力さからくる消極的な状態である。 真に強い者は、戦う力を持ちながらも、それをあえて行使しない。その背後には、己を律 […]

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制心術
60歳を過ぎても強くなり続ける先輩

私には、60歳を過ぎてもなお進化を続けている武道の先輩がいる。年齢を重ねることが衰えを意味するどころか、むしろ年々その動きには深みと鋭さが増しているようだ。若い頃のような力任せの技はもう見られない。だがその代わりに、磨き […]

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制心術
武術瞑想で得た究極の動き(ショート動画)

武術瞑想を始めて1ヶ月ほど経ったある日、私は深い瞑想の最中に、これまで言葉では捉えきれなかった「動きの核心」に触れた。呼吸が自然に静まり、思考が透明になっていくその過程で、私の身体はまるで野生動物のように、ただ然るべき形 […]

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制心術
武術は究極レベルで難しい。だから最高に面白い

最初に武術を始めたとき、多くの人は動きの模倣から入る。先生の構えや動きを真似し、技を繰り返し練習しながら、少しずつ身体に馴染ませていく。しかし、ある段階を越えると気づく。これは単なる動きの再現ではない。技の本質を理解し、 […]

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制心術
武術は観るよりやる方が楽しい

映画やテレビで武術の華麗な技を観ていると、その美しさと迫力に圧倒される。ジャッキー・チェンの軽快なアクションや、トム・クルーズの超絶スタント、時代劇スターたちの優雅な立ち回りなどは、確かに観ているだけでも十分に楽しめる。 […]

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制心術
力を抜いて気を入れる

慣れるしかない。だが、慣れても気を抜いてはいけない── 現代社会に生きる我々は、常に何かに追われ、緊張した状態で日々を過ごしている。仕事でも私生活でも、「もっと頑張らなければ」「力を入れて取り組まなければ」という思いが先 […]

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