2024-06-19
制心術では左右は同時に別々の動きができなければならない。 左右(陰陽)が「心」によって等しく制御されていなければならないといえる。 利き手側だけに意識がとられてはいけない。 また虚実(陰陽)も「心」に応じて瞬間瞬間で最適 […]
2024-06-14
防御が完成するまでは組手をするべきではない。 一度強烈な打撃をまともに喰らってしまうと、恐怖心が刻み込まれてしまうかもしれないからだ。 恐怖は身体を緊張させ固くしてしまう。 身体が固くなると動きは遅くなり、最悪止まってし […]
2024-06-13
筋力や柔軟性は一般的に高ければ高いほど良い、強さに繋がると考えられている。 しかし筋肉はつけ過ぎると可動域が狭まるし、瞬間的な変化を要する動きは遅くなる。 武術において動きの遅さは致命的な欠点となってしまう。 相撲や打撃 […]
2024-06-12
「気」の組手とは、相手の「気」を読みとった上で、それに自動的に反応した攻防一致技をかける(もしくはかけ合う)組手のことである。 相手の「気」を読みとれれば、フェイントにかかることもなくなり、全ての攻撃に対して余裕をもって […]
2024-06-11
「水」の特徴は柔らかく滑らかな動きにある。 重さは「金」「土」よりは軽く、「木」「火」よりは重い。 自由組手においてはほぼ「水」の動きで対応可能であり、攻防一致を実現するためには水の動きが欠かせない。 人体そのものも七割 […]
2024-06-10
無動訓練とは、正中制心(站樁/立禅)に代表されるように、一定の姿勢を保ちながら動かない訓練の総称です。激しい動きも静かな動きも、全ての動きの根源は無動姿勢にあります。 制心バランスと無動訓練 制心バランスを保った状態で動 […]
2024-06-09
微動訓練は、植物の生長のように極めてゆっくりと動く訓練法です。この訓練法の目的は、動作の始まりと終わりの形だけでなく、途中の形においても絶対制心(自分の身体の中心・重心を制すること)ができているかを確認することにあります […]
2024-06-08
道家武術の修得に欠かせない「站樁」とは? 道家武術を学ぶ上で、「站樁(タントウ)」と呼ばれる練習法に積極的に取り組むことが、修得の鍵となります。この「站樁」とは一体何なのでしょうか? 簡単に言うと、站樁は以下の効果を同時 […]
2024-06-05
格闘スポーツと武術では、構えに対する考え方に大きな違いがあります。 格闘スポーツにおける構え 格闘スポーツでは、選手は自分に合ったスタンスを選択し、相手の構えに関わらずそのスタンスを維持します。これは一定のルールの中で勝 […]
2024-06-04
制心術の攻防では、常に相手の中心を狙う。 その際フェイントにかからないように腕は力を抜いて柔らかくしておかなければならない。 しかし相手の圧に負けないようにもしなければならないが、そのためには体重を利用する。 体重を上手 […]