格闘技

制心術
武術に筋力は必要か

結論から言えば、武術に筋力はほとんど必要ない。 基本功をしっかり実践すれば、自然に必要な筋肉はつくし、日常動作が全て鍛錬となり、自然に練り上げられた肉体が出来あがってくる。 筋トレをすると筋肉量が増え、それが体重増に繋が […]

続きを読む
制心術
柔軟性について

制心術において、身体の柔軟性は高いに越したことはない。 しかし極端に可動域が狭いということがなければ、特別柔らかくなくとも制心術を使いこなすことはできる。 しかし健康増進のためには、ヨーガのアーサナや真向法などを実践して […]

続きを読む
制心術
速さと正確性

制心術を使うには、まず電光石火の速さが必要だ。 そのためにはまず站樁(タントウ:立禅)に取り組む。 放鬆(ホウショウ:リラックス)と発勁(ハッケイ:発気)の切り替えを可能な限り短い時間でできるようにならなければならない。 […]

続きを読む
制心術
訓練における実戦性と安全性

武術の訓練においては、実戦性と安全性の両立が重視される。 実戦性に偏ると入門者や初級者が訓練に取り組むのが難しくなり、危険が伴う。 安全性に偏ると護身の現場で役立つものではなくなり、武術の本質から離れてしまう。 例えば、 […]

続きを読む
制心術
往なし受け

制心術の奥義は「往なし受け」である。 これは突きであろうと蹴りであろうと、柔らかくその勢いを腕または脚で相殺してしまう受けだ。 柔らかくても「気」が四肢に漲っていなければ、攻撃を往なす事は出来ず、また固い受けでは衝撃をま […]

続きを読む
制心術
素速く動く

日本に伝わった太極拳は健康体操的イメージが強く、ゆっくり動く練習に終始するものが多い。 しかしそれだけでは武術の真髄に至ることはできない。 海老のような、動物的な敏捷性を身につけてこそ、「気」の威力を発揮できる。 それに […]

続きを読む
制心術
ゆっくり動く訓練の意味

太極拳などでゆっくり動くのはあくまで鍛練が目的である。 実戦においては極めて敏速に動く。 ゆっくり動くのは筋肉を鍛えるだけでなく、気分・精神を練り上げるという意味もある。 正しい形、正しい動きが出来ていない内に速く動く練 […]

続きを読む
制心術
発勁の練習

站樁(タントウ:立禅)、重心移動の次は発勁(ハッケイ:発気)を行う。 いかにして効果的な発勁を行うべきか。 肩など一部だけ力むのはよくない。 臍下丹田の前に下ろした前手の手首に、後ろ手の掌を乗せる。 自分の全体重が乗るよ […]

続きを読む
制心術
六合身法

全身を調和、安定させ、軽快で滑らかに動く。 手足は自由自在に独立して動いているようで、全体としては統一感のある動き。 これが六合身法である。 六合身法は柔らかく曲線的だが、海老のような瞬間的に敏速な動きも含み、無限に変化 […]

続きを読む
制心術
眼と手の使い方

眼は広くぼんやりと、全体を同時に把握できるようにして観なければならない。 狭い範囲でしか見ていないと、狙いが読まれるし、裏をかかれてしまい、フェイントにかかりやすくなる。 なので、普段の練習時から、この眼の使い方を常に意 […]

続きを読む