2023-07-28
現代人は忙しいと言われますが、実際はどうでしょう。 たしかに一部には、激烈に忙しくされている方々もいるとは思います。 しかし全体としては、昔の人たちより時間に余裕があるはずです。 でなければこんなにも娯楽が発展するはずが […]
2023-07-27
人生には様々な苦しみや障害があるものですが、それらを乗り越えて、最期まで生き通さなければなりません。 これが「生き抜く」ということで、武術気功(制心訓練)とは、何があっても生き抜くための訓練を体系化したものです。 「武」 […]
2023-07-26
武術気功(制心訓練法)のメリットの一つに、ストレスと運動不足を同時に解消できるということがあります。 制心訓練において無理は禁物ですし、他人と比べることもしてはいけません。 制心訓練を新たなストレスの種としてはならないか […]
2023-07-25
この世の全ては「気(プラーナ)」で出来ています。 私達のこの身体もまた、膨大な「気」の集まりな訳です。 で、目に見えない心などもまた「気」であると。 正確には「気」の作用、変化、状態が様々な名称で呼ばれているんですね。 […]
2023-07-24
「制心」とは私の造語です。 武術的に相手の中心(重心)を制することと、自分の心を制することの二重の意味を持たせています。 これらの「制心力」を高めるための訓練体系が「制心訓練法」となります。 触れた瞬間に相手の中心を制す […]
2023-07-20
武術においては、筋力や身体能力より鋭敏な感覚の方が重要である。 感覚を磨くには、まず站樁(立禅)などの無動訓練から始め、丁寧に微動訓練を繰り返す。 次に推手などの対人訓練においても、正しい形と動きができるまでは焦らずゆっ […]
2023-07-16
聴勁(チョウケイ)とは相手の攻撃の意志(気)やベクトルなどを読み取る技術である。 これを触れ合った一瞬、あるいは離れた状態でもできるようになれば、誰のどんな打撃も怖くなくなる。 聴勁ができるようになるには、無駄な力を完全 […]
2023-07-14
武術の本質は護身であり、護身の目的はまず第ーに自分の命を守ることにある。 そのためには、豪胆であるよりもむしろ臆病であった方が良いとさえ言える。 武術を修得するには、臆病者の方が向いているのだ。 また、苦痛や不快も嫌って […]
2023-07-13
発勁を体得すると打撃力が格段にアップする。 発勁とは瞬間的に「気」を発揮することであるが、その一瞬以外は完全に力を抜いていなければならない。 ほとんど筋力に頼らず強烈な打撃を繰り出せるのが発勁で、インパクトの瞬間に「気」 […]
2023-07-12
太極拳には「綿中蔵針」という言葉があり、文字通り外観は綿のように柔らかだが、中には危険な針を潜ませているというイメージである。 私が習ったことのある拳法の源流は形意拳であり、退かずに攻める拳風から「戦車拳法」とも称される […]