2024-08-02
武術気功のメリットは、心身の健康と実戦的な技能の両面において多岐にわたる。まず、健康面では、気功の基本である站樁（タントウ：立禅）を通じて姿勢が改善され、足腰や体幹が自然と鍛えられていく。この練習を継続することで、日常生 […]
2024-07-27
制心力は、人生の質を左右する重要な概念だ。この力は、身体と精神の両面において、自己をコントロールし、バランスを保つ能力を指す。制心力の「制」は制御や統制を意味し、「心」には二つの意味が込められている。一つは身体の中心や重 […]
2024-07-25
拇指球立ちは、完全瞑想における重要な基本姿勢の一つだ。この立ち方は、足の拇指球、すなわち親指の付け根部分に体重を乗せて立つ技法となる。一見単純に見えるこの姿勢は、実は深い意味と多くの効果を持っている。 拇指球立ちを行うこ […]
2024-07-07
武術の世界において、「虚実」という概念は極めて重要な位置を占めている。これは、相手の動きが本当の攻撃なのか、それとも単なる偽装なのかを見極める能力を指す。 虚実の見極め 虚実を正確に判断できるかどうかは、武術の習熟度を測 […]
2024-06-23
自由組手、そして実戦においては、構えた時前に出している手での攻撃が最短最速であるので、これを制することが重要となる。 この時相手を怖れて緊張していると腕が固くなり、軽くなってしまう。 その結果前手争いで遅れをとり、簡単に […]
2024-06-22
手技のみの組手においては、間合いも近くなり、顔面を完璧に防御することが最重要となる。 しかし、顔面を守ることばかりに気をとられて攻防一致ができていなければ、ボディを狙われて防御を崩されるか突破されてしまう。 ボディ狙いを […]
2024-06-21
「気」とは何か。 武術を始めた時は分かっていなかった。 しかし、19年目にして自由組手の中で、ある時突然「これが気か！」と悟った。 「気」が会得でき、相手と対峙した時にその力を発揮できれば、相手がどのような攻撃をしてきて […]
2024-06-19
制心術では左右は同時に別々の動きができなければならない。 左右（陰陽）が「心」によって等しく制御されていなければならないといえる。 利き手側だけに意識がとられてはいけない。 また虚実（陰陽）も「心」に応じて瞬間瞬間で最適 […]
2024-06-14
防御が完成するまでは組手をするべきではない。 一度強烈な打撃をまともに喰らってしまうと、恐怖心が刻み込まれてしまうかもしれないからだ。 恐怖は身体を緊張させ固くしてしまう。 身体が固くなると動きは遅くなり、最悪止まってし […]
2024-06-13
筋力や柔軟性は一般的に高ければ高いほど良い、強さに繋がると考えられている。 しかし筋肉はつけ過ぎると可動域が狭まるし、瞬間的な変化を要する動きは遅くなる。 武術において動きの遅さは致命的な欠点となってしまう。 相撲や打撃 […]
