制心術
刃物で狙われたら

目の前の相手が手に刃物を持っていて襲ってくるかもしれなかったら、どうすればいいだろうか? まず無事逃げ切ることを考えなければならないが、それは最初に気付いた時点での距離、間合いによる。 一足一刀の間合いの中にいる場合、背 […]

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制心術
気を読み取る(聴勁)

聴勁(ちょうけい)というのは、相手の「気」を読み取り、動きを一早く読んで対処する技術である。 聴勁は正しい推手を繰り返すことで修得できる。 逆にいえば、聴勁を修得できるのが正しい推手なのである。 つまり全く圧をかけない推 […]

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制心術
アヒンサー

制心訓練法、制心術は自らの心を制することも目的とするのでヨーガとも重なる要素をもつ。 ヨーガの禁戒(ヤマ)の一つ「アヒンサー」は「自他に無用の苦痛を与えない」という解釈で採り入れている。 すなわち、無用に自分の身体を痛め […]

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制心術
武術気功の健康増進効果

武術気功のメリットの一つに健康増進効果が挙げられる。 まず、站樁(タントウ:立禅)で姿勢が良くなり、足腰体幹が鍛えられる。 一度站樁をマスターすれば、日常動作の全てが鍛錬となるので、普通の筋トレなどと違い、やらなくなって […]

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制心術
守破離のタイミング

稽古事では「守・破・離」の段階についてよく言われるが、それぞれの期間はどれくらいだろうか。 まず「守」は、黒帯を取るまで、1〜3年程度が目安だと思う。 次に「破」は、その黒帯の実力で、外部と交流してみてどこまで通用するか […]

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制心術
特別な運動能力は不要

武術気功においては、並外れた運動能力は要らない。 あるに越したことはないが、站樁(タントウ:立禅)を続ければ、必要な基礎体力、運動能力は身につく。 元々体力や運動神経に自信がある人は、護身の原理原則を理解し、実際的な動き […]

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制心術
姿勢と動き

武術では「姿勢と動きが美しい」ことが大成の条件と言われている。 「姿勢と動きを正す」ことが、上達のコツだ。 なぜ、姿勢を正すと上達するのか。 理由は、姿勢を正すことで無駄な力が抜け、動きも柔らかく自然で無駄のないものにな […]

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制心術
自由組手の必要性

自由組手ではウソをつけない。 あなたの本当の実力を教えてくれる。 そしてあなたがどこを改善すべきかも教えてくれる。 しかし防御が出来ないうちからやったり、競技としてすることは武術的ではない。 組手の目的は勝負ではなく、自 […]

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制心術
自己を知るために

「私」とは何だろうか。 「私」とは肉体ではない。 「私」とは精神、心…でもない。 心身の変化、その他全てを感知し続けている存在こそ、真の「私」である。 心は退屈を嫌い、動き回り、止まることを知らない。 そんな心を完全に制 […]

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未分類
心の四階層

インド哲学において、心には4つの層があるとされている。 最も深い層に、潜在意識(チッタ)があり、これが記憶の倉庫となる。 全ての経験はこの層に入力され、その人が経験する現象はこの層から創られるとされる。 次に自我(アハン […]

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