2025年7月

制心術
人体は一番身近な大自然

山や海、森や空といった外界の風景が自然か──たしかに我々は、雄大な山々の姿に心を打たれ、夜空の星々に神秘を感じる。しかし、実のところ、最も身近にして最も神秘的な自然は、自らの内にある。そう、人体こそが一番身近な「大自然」 […]

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制心訓練法
米中にキン◯マ1個ずつ握られた自決権のない国

日本という国は、果たして本当に「主権国家」と言えるのだろうか。見た目は立派な国旗と国歌を持ち、G7にも名を連ねる経済大国。しかし、その中身をじっくり観察すればするほど、国家としての「自決権」が大きく損なわれている現実が浮 […]

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制心術
「戦わない」と「戦えない」には天と地の差がある

これは単なる言葉の違いではない。生き方そのものの違いだ。「戦わない」は主体的な選択であり、「戦えない」は無力さからくる消極的な状態である。 真に強い者は、戦う力を持ちながらも、それをあえて行使しない。その背後には、己を律 […]

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制心術
足腰体幹を鍛える重要性

身体を支える基盤──それが足腰と体幹だ。これらの部位は、あらゆる動きの出発点である。そしてまた、健康やパフォーマンスの根幹を成す。にもかかわらず、現代人はこの重要な基盤を見過ごしがちだ。椅子に座り続ける生活や運動不足によ […]

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制心術
60歳を過ぎても強くなり続ける先輩

私には、60歳を過ぎてもなお進化を続けている武道の先輩がいる。年齢を重ねることが衰えを意味するどころか、むしろ年々その動きには深みと鋭さが増しているようだ。若い頃のような力任せの技はもう見られない。だがその代わりに、磨き […]

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制心術
若さも気から

若さとは、年齢ではない。たしかに肌の張りや髪のツヤ、姿勢や歩き方といった見た目の若々しさもある。だがそれ以上に重要なのは「気」のあり方だ。気とは、生命エネルギーであり、意識の方向性(ベクトル)であり、心の活力、存在の輝き […]

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制心術
あなたの気を何に注ぐべきか

人生において最も大切な資源は、時間でもお金でもない。それは「気」だ。気とはエネルギーであり、注意であり、意識の方向性そのものである。あなたが何に気を注ぐか──それがそのまま、あなたの人生の質を決定づける。 気は常に流れて […]

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制心術
がんばり過ぎず怠け過ぎない

現代社会では、常に全力で取り組むことが美徳とされがちだ。だが実は中庸のバランスこそが、持続可能な成功と幸福への鍵となる。 多くの人が陥りがちな「がんばり過ぎ」の罠は、短期的には成果を生み出す。しかし長期的には心身の疲弊を […]

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制心術
気力をチャージする方法

気力がなくなれば全てが色褪せる── 我々は仕事や人間関係、様々なストレスにさらされて、知らず知らずのうちに気力を枯渇させてしまう。毎日を充実して過ごすためには、定期的に自分の内なるエネルギーを回復し、心身のバランスを整え […]

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制心術
全ては「気(プラーナ)」でできている

古来より東洋思想において、「気」は万物の根本的な構成要素として理解されてきた。この概念は単なる抽象的な机上の空論ではない。我々の日常生活や健康、人間関係、さらには宇宙全体の成り立ちを説明する包括的な世界観として発展してい […]

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