2024-01-11
陰陽制心術(かげひせいしんじゅつ)では初級編(養生編、健康法)でまず身体を練り鍛え、基礎体力を身につける。 これが「心・技・体」でいうところの「体」を高める段階である。 ただ「体」のみを鍛えているのではなく、「体」を整え […]
2024-01-10
孫子もいうように、闘いにおいてはまず万全の防御を整える。 そして敵が崩れて隙ができるのを待つべきなのだ。 防御態勢は自分のことであるが、崩れて隙ができるかどうかは相手側のことである。 防御に徹している者、攻防一致を修得し […]
2024-01-09
道家(老荘)思想の大元である「道徳経」(老子)について。 日本語の「道徳」もこれに由来していると思われる。 私見ではあるが、この「道」と「徳」はヒンドゥイズムでいうところの「ブラフマン」と「アートマン」に相当すると考えて […]
2024-01-08
制心術は脳トレとしても優れている。 なぜなら、制心訓練法においては、全身の神経、感覚をフル活用するからだ。 しかもかなり意識的に行わなければ、制心術の技を使ったり、身につけることはできない。 例えば推手という訓練において […]
2024-01-07
組手では自分の防御技術がランダムかつリアルスピードで通用するかを確認する。 なので、無理して攻撃する必要はない。 ただ防御一辺倒では逆に守り切るのが難しくなる。 相手の攻撃を遮りながら反撃をするのが最も合理的かつ効率的な […]
2024-01-06
武器の欠点は扱いが難しいことと「重さ」にある。 重量は威力を出すのに役立つが、動かすのに時間がかかってしまう。 これは弓矢や銃器についても共通する。 デカくて重いと威力はあるが取り扱いが難しく、動きが鈍くなってしまうのだ […]
2024-01-05
制心術には主に三つの側面がある。 それは「養生法(健康法)、「武術(護身術)」「気功」であり、全ては渾然一体で明確に分けられるものではない。 しかし人によって何を目的・目標にし、何を入り口とするかは異なるので、よりその人 […]
2024-01-04
孫子は戦争においてまず第一にはかり考えなければならないことについて「道」であるとした。 個人的な戦いである護身の現場においても、同様に「道」に従っていることは最重要事項だ。 なぜなら護身の目的は危機を回避して生き延びるこ […]
2024-01-03
防御が完成するまでは、自由組手はするべきではない。 一度強烈な打撃を喰らってしまうと、恐怖心が刻み込まれてしまうかもしれないからだ。 恐怖は身体を緊張させ固くしてしまう。 身体が固くなると動きは遅くなり、最悪止まってしま […]
2024-01-02
精力≒体力、気力、健康度合などである。 武術的な技のレベルや強さよりも、精力的であることの方が人として重要だ。 精力は善用されれば社会や本人にとって大いに益がある。 だがエゴのために用いられれば、社会や本人に大きな害悪と […]