チャクラと丹田

チャクラとはサンスクリット語で「輪」を意味し、ヨーガなどでは人体の重要中枢を指す語として使われる。

それは物質的な器官を示すのではなく、その重要部位中心(センター)が発する(霊的)生命エネルギーとその流れに関わる表現となっている。

いわゆる「チャクラが開いた」などと言われるのは、大きなエネルギーが発生し、流れが強くなったことを指している。

大体7つとされることが多いが諸説ある。

一方気功にも似た概念として丹田という語がある。

頭部、胸部、下腹部の中心を上、中、(臍)下丹田とする場合は、ほぼ第6、第4、第2チャクラに相当する。

だが、チャクラは身体の中心奥の正中軸上を意識するのに対し、仙道の小周天などでは体表近くを意識する。

武術気功においては推手で第4(アナーハタ)チャクラ、胸部中丹田を開発し、歩法や足技で第2(スヴァディスターナ)チャクラ、臍下丹田の開発を意識する。

站樁(立禅)などの静功においては第6(アージュニャー)、頭部上丹田(間脳視床下部)を開発するのである。

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