制心道

制心術
「ミチクサ先生」を読んで思ったこと

『いいかね。教師はあの築山のてっぺんが最終の目標のごとく教えるだろうし、学生もそう思うだろう。でも実は、勉学も生きることも、いかに早くてっぺんに登るかなんてどうでもいいことさ』 『いろんなところから登って、滑り落ちるのも […]

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制心術
元気はなくなると取り戻せない

「元気」とは元々東洋医学の専門用語であり、生物が誕生時に自然から授かる生命力を意味する。 生命の元気は生殖適齢期にピークを迎えるのが正常であり、それより若い段階で元気がないのは異常、病気なのである。 若いうちに健康なのは […]

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制心術
「気」の威力と信じる心

「気」は見えない。 いや、全ては気でできているので常に見えてはいる。 しかし一つの気は分子より、原子より、素粒子より遙かに小さな仮想の最小単位であるので、限りなく無に近い。 ゆえに科学的観測は永遠に不可能なのだ。 気の威 […]

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制心術
筋力と柔軟性

一般的に、格闘において筋力や柔軟性は高ければ高いほど、強くなると考えられている。 しかし筋肉はつけ過ぎると可動域が狭まるし、瞬間的な変化を要する動きが遅くなる。 武術において、これらは致命的な欠点となってしまう。 また相 […]

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制心術
「それは簡単ですね」を口癖にしよう

「あ、それは簡単ですね」と思う人は成功する。by 斎藤一人さん これは何にでも共通することで、何をするにもまず「簡単だ」と思い、口に出すと良い。 すると脳が勝手に「なぜ簡単なのか」の理由をドンドン探し出してくれる。 逆に […]

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制心術
善い種を蒔けているか

「気」を養うのは植物を育てるようなものだと書いた。 では「善い気」が育つ「善い種」とは何だろう? それはヨーガ(ヨガ)や気功などの行法もそうだが、もっとシンプルに「善良な思考、思想」「より善い人間になりたい」という想いで […]

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制心術
「気」と身体を同時に練る

健康を増進するにも、武術的に強くなるにも、「気」と身体を練り上げさえすれば良い。 そしてそれに適した姿勢と動作は多くない。 というよりは極めて少ない。 ゆえに意拳創始者の王向斉師は、伝統的中国武術の象徴ともいえる套路(型 […]

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制心術
考えろ、感じろ

武術瞑想においては思考より感覚を優先させた方が良い場合が多い。 しかし静功(身体を動かさない訓練)においては特に、イメージを使いつつ熟考することも重要である。 動功においてゆっくり動くのは、じっくり考えながら感覚を確認し […]

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制心術
左右のバランスを意識する

制心道ではバランスを重視する。 他の格闘技に多く見られるような、構えを左前か右前かに固定するなどということはない。 利き手、利き足が主に使われることは仕方がないが、極力反対側の手足も使えるようにした方が良い。 これは制心 […]

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制心術
護身の極意

護身における咄嗟の対応については、思考を挟むと全く間に合わない。 ゆえに、ケース毎の型を沢山覚えるという訓練は役に立たないのである。 「このケースでは…この動きだ!」 などと考える間もなく、やられてしまうのである。 そし […]

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