武術

制心術
武術を護身に活かすには

日本では昔から格闘技が盛んで、程度の差はあれ何らかの経験をしている者は多い。 きちんと武道を修めた者であれば礼節を備え、人格も陶冶されているだろう。 しかし半端者がチンピラとなり格闘技を凶器として振るう可能性は、残念なが […]

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制心術
長期的集中と「気」

「気」の威力を発揮するために最も重要なことは、長期間に渡って集中し続けることである。 言い換えれば、有効な習慣を身につけるということだ。 正中制心(站樁/立禅)は「気」を養成し、威力を高めるために有効な行法である。 推手 […]

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制心術
脱力のコツ

実戦でリラックスできるようになるために、まずは站樁(タントウ:立禅)で完全脱力して立つことを練習する。 站樁で姿勢を決めたら、呼吸を細く深く長く整えていく。 鼻から吐いて鼻から吸う。 腹式呼吸で行う。 この時肩が緊張しや […]

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制心術
超越的な「何か」

最初は単純に「強くなりたい」から始め、道家武術の奥深さに触れて人生を狂わせてしまった私だが、心身の激変で得た感動を広く共有することが今の望みである。 それは武の本質とも言えるかもしれないが、もっと言えば全ての本質、道、S […]

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制心術
善良さが不可欠

武術を学び修行するものは、善良でなければならない。 武術は護身術でもあるので、心身の安全を確保することも目的の一つだ。 この目的を果たすためには、思考、言動共に善良であることが重要となってくる。 もし自己中心的であったり […]

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制心術
武術の練習における注意点

武術の練習は一人でも複数人でもでき、どちらも楽しいものだ。 だが気をつけなければならない点もいくつかある。 元来武術は命に関わる一大事であるので、取り組む際は真剣さが要求される。 しかしそれは険悪であったり、不穏な雰囲気 […]

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制心術
長生きリスクに備える

人生の長さには2種類ある。 平均より早く終わる「短命」と、長く生き残る「長命」だ。 現代日本は「人生100年時代」などと言われている。 こうした中においては、長く「生かされる」リスクにも備えなければならない。 これは、お […]

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制心術
形勢

格闘に強いか弱いかは、身体の姿勢「形」に左右される。 最も強い「形」には「外三合」がある。 すなわち手と足、肘と膝、肩と股の完全なる調和連動である。 戦いにおいて勇敢か臆病かは、心の「勢」の問題だ。 心の「勢」が十分であ […]

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制心術
武術気功の目的

武術気功においては、全ての人の自主、自律、自由が尊重される。 これは勝手気儘に振る舞って良いという意味ではない。 全ての不特定個人が自己の人生の主体となり、その選択に責任を持ち、自分で納得できる道を進むべきであるというこ […]

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制心術
武術気功の心技体

武術気功では基本(養生法:健康法)でまず身体を練り鍛え、基礎体力を身につける。 これが「心・技・体」でいうところの「体」を高める段階である。 これはただ「体」のみを鍛えているのではなく、「体」を整え、練ることで「心」「技 […]

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