制心術
「気」の領域の技とは

武術における「気」の説明ほど難しいことはない。 というより、言葉だけではもちろん、動画ですら伝えることは不可能である。 漫画やアニメなどのファンタジーで散々コスられてきたネタであるので、なんとなく皆に共通のイメージがある […]

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制心術
六合(心技体の一致)

六合とは外三合と内三合が成った状態である。 これは中国武術の用語であるが、日本の武道で言うところの心技体の一致に相当する。 外三合とは肩と骨盤、肘と膝、手と足の位置と形が最適化され、協調連動することで、内三合は心と意、意 […]

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武術
実戦的な練習とは

実際に打撃を当て合う組手や試合が「実戦的」という訳ではない。 それらは実際のスピードや衝撃、ランダムな動きなどに慣れる上では多少のメリットはあるが、弊害も多い。 まず試合となると危険技は反則となるので、最も重要な防御技術 […]

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武術
外三合の目的

最小の力で最大の作用を得られるのが理想の形であり、動きである。 そしてこれが外三合の目的である。 外三合では手と足・肘と膝・肩と股(骨盤)がそれぞれ最適化されていなければならない。 站樁(立禅)などの一人稽古で絶対的な外 […]

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制心術
安定性と機動性

立った時の右足と左足の距離、一歩一歩の歩幅というのは、微妙ながら重要な問題である。 まず普通に立った時、どちらか片足に体重を乗せる癖のある人は、姿勢に歪みが出るので気をつけた方が良い。 足幅は広い方が安定はするけれども、 […]

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制心術
動きの無駄をなくす

武術気功では練習中、基本的にかかとを浮かし拇指球に体重を乗せると書いた。 膝は伸ばし切らず曲げ過ぎてしまわず、軽く力を抜いて自然に弛めておく。 外三合を保ったまま動くには、正中軸を垂直に保ち、極力上下左右前後にぶらさない […]

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制心術
全ての日常動作を鍛錬にする方法

武術気功の練習中は、基本的には常に拇指球(足の親指のつけ根の膨らみ)に体重を乗せ、かかとは微妙に浮かす。 これは機動力を高めるためと、かかとや足指含む足裏全体を使った際の安定感を高めるためである。 なので組手などの実際的 […]

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武術
外三合

中国武術の基本は、まず外三合を得ることである。 外三合とは中国武術の用語で、肩と骨盤・肘と膝・手と足の位置・形・角度などが最適化され、協調連動することをいう。 外三合を得るには、まず站樁(タントウ)という一定姿勢(完全正 […]

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制心術
六合(心技体の一致)

六合とは外三合と内三合が成った状態である。 これは中国武術の用語であるが、日本の武道で言うところの心技体の一致に相当する。 外三合とは肩と骨盤、肘と膝、手と足の位置と形が最適化され、協調連動することで、内三合は心と意、意 […]

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制心術
速さと合理性

極力早く、速さと合理性を得ること。 これが全てにおいて重要である。 その会得の早さをもって人は「才能」と呼ぶ。 武術においては特に、速さと合理性が実力の本質となる。 特別な筋力や身体的資質は必要ない。 むしろ素速く安定し […]

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