2024-05-14
結論から言えば、護身武術としての制心術には、筋トレはほぼ必要ない。 道家武術の基礎をしっかり実践すれば、自然に必要な筋肉はつくし、日常動作が全て鍛錬となり、更に練り上げられた肉体が自然に出来あがってくる。 筋トレをすると […]
2024-05-13
中国武術に興味がある人は「勁(ケイ)」を神秘的なパワーと捉えられている。 だが実際はそれほどオカルティックな代物ではない。 「巠」という漢字は垂直を表すそうで、ここにヒントがある。 垂直+カ=勁である。 つまり最も合理的 […]
2024-05-12
制心訓練法において、身体の柔軟性は高いに越したことはない。 しかし極端に可動域が狭いということがなければ、特別柔らかくなくとも制心訓練法を実践することはできる。 一方、健康増進のためには、ヨーガのアーサナや真向法を実践し […]
2024-05-11
以前読んだネット記事で、ボディガードの人が「どれほど護身術の稽古を積んでも身を守れる保証はない」といっていた。 だがそれは実際的な稽古を積んでいないからだと思う。 護身術として習われる格闘技の例として、空手、柔術、合気道 […]
2024-05-10
パンチ動作における素人と経験者の差は、まずテイクバック(パンチ前の引き、タメ、予備動作)があるかないかといえる。 フィジカルが同レベルであれば、テイクバックがあった方が威力は出る。 しかし、テイクバックは致命的な遅れをも […]
2024-05-09
制心訓練法において身体を練り上げるということは、通常の筋トレなどとは異なる。 それは目常生活の中の動作などによって、ゆっくり内側から鍛えることを意味する。 基礎は正中不動制心(站樁/立禅)などで一定レベル以上に仕上げてお […]
2024-05-08
制心術の元となる道家武術においては、蹴り技は特にない。 だが空手との交流などから使わないことはない、という程度の扱いであった。 私も昔は実戦において蹴り抜は不要であると考えていた。 しかし今は、いくつかの蹴りは組手や護身 […]
2024-05-07
「気」を養うには、正中不動制心(站樁/立禅)を毎日行い、それを長期間続けると良い。 その際どのようなことを意識すれば「気」を感じやすいかというと、「指先」に生じる通常時と異なる感覚に集中する。 そのためには脱力、リラック […]
2024-05-06
護身武術としての制心において重要なことは、無駄な動きを削るということだ。 無駄のない構えを作り上げ、動きは常に攻防一致を原理原則とする。 では「シンプルに動く」とはどういうことか? 「しなくていい動きは一切しない」ことと […]
2024-05-05
心は肉眼で捉えられる粗大な物ではない。 その存在は見えず、大きさを測ることもできない。 存在するために空間を必要とすることもない。 心が物質に先立つとするのが、東洋哲学的考え方だ。 物質が心に先立つとするのが西洋自然科学 […]