2024-05-24
護身武術の基本は、目突き・金的狙いなどといった危険な急所攻撃を如何にして完璧に防御するか、という点にある。 防御一辺倒になっては、この目標を達成することは難しい。 また「空手に先手無し」という格言があるが、これは倫理的な […]
2024-05-23
現実の武術的な強さとは、フィクションに見られるような世間一般のイメージ…強力な攻撃カやデタラメな速さにあるのではない。 武術的な強さとは、完璧な防御力、技術力にある。 武術とは護身術であるので、相手を打ち倒したりして勝て […]
2024-05-22
正中不動制心(站樁/立禅)は心と身体を同時に調整、最適化し、強く鍛え上げる効用がある。 まず身体面においては、拇指球に重心をかけて腕を前方に出し、正しい姿勢を保って長時間立ち続けることで、足腰体幹が強化される。 長時間良 […]
2024-05-21
組手や立合いにおいて重要なことは、無駄な動きをしないことだ。 無駄な動きとは、攻防一致ではなく、また六合のバランスがとれていない動きをいう。 たとえば、大袈裟なフェイント、跳ねるような上下動など徒に体力を消耗し、隙を作り […]
2024-05-20
制心術の究極の目標はヨーガのそれと同じだ。 即ち心の作用を止滅させることにより、真我・神・生前解脱を経験することを目指す。 しかしそれはもちろん一朝一夕になせる業ではない。 まずは地道な心身の制御、習慣の改善を繰り返すこ […]
2024-05-19
「気」は在ると信じれば存る。 無いと思えば無い。 「気」は「信じる心(気持ち)」を以ってその威力を発揮するからだ。 では「信じる」とはどういう行為、いや心の動き、状能であるか? それは一度心に決めたことに対して、何があっ […]
2024-05-18
制心訓練法とは身を守るための「気」の訓練法でもある。 まず、危険に遭遇しないために感覚を研き澄ましておくことが重要であり、それが制心の目的の一つでもある。 「気」は人間の精神、生命の活力であり、身体から放射していると同時 […]
2024-05-17
グローブ競技と違い、武術には中間距離で打ち合うということがあり得ない。 なぜなら素手防具なしの状態では、軽くとも一発急所に当たれば、それが決定打となるからだ。 ゆえに武術では連打(ラッシュ)を練習することはないが、連打を […]
2024-05-16
実戦的な対打撃防御においては、両手(と前足)で緩衝空間を作ることが不可欠だ。 打撃に対して防御をぶつけにいったり、ブロックガードなどでは、素手防具なしノールール(顔面、目突き、金的あり)の実戦には対応できない。 防御を完 […]
2024-05-15
道場を選ぶのには時間をかけた方がよい。 自分の最終的な目標が何か、どのような状態なのかを明確にし、それを実現、具現化している、かつそこへ導く能力をもった人がいるところを探すべきだ。 つまり道場を選ぶとは、結局自分の望みを […]