2024-06-12
「気」の組手とは、相手の「気」を読みとった上で、それに自動的に反応した攻防一致技をかける(もしくはかけ合う)組手のことである。 相手の「気」を読みとれれば、フェイントにかかることもなくなり、全ての攻撃に対して余裕をもって […]
2024-06-11
「水」の特徴は柔らかく滑らかな動きにある。 重さは「金」「土」よりは軽く、「木」「火」よりは重い。 自由組手においてはほぼ「水」の動きで対応可能であり、攻防一致を実現するためには水の動きが欠かせない。 人体そのものも七割 […]
2024-06-10
無動訓練とは、正中制心(站樁/立禅)に代表されるように、一定の姿勢を保ちながら動かない訓練の総称です。激しい動きも静かな動きも、全ての動きの根源は無動姿勢にあります。 制心バランスと無動訓練 制心バランスを保った状態で動 […]
2024-06-09
微動訓練は、植物の生長のように極めてゆっくりと動く訓練法です。この訓練法の目的は、動作の始まりと終わりの形だけでなく、途中の形においても絶対制心(自分の身体の中心・重心を制すること)ができているかを確認することにあります […]
2024-06-08
道家武術の修得に欠かせない「站樁」とは? 道家武術を学ぶ上で、「站樁(タントウ)」と呼ばれる練習法に積極的に取り組むことが、修得の鍵となります。この「站樁」とは一体何なのでしょうか? 簡単に言うと、站樁は以下の効果を同時 […]
2024-06-07
近年、健康的なライフスタイルを求める人が増える中、新しい武術健康法として「制心訓練法」をオススメしています。制心訓練法は、道家武術(心意派)の流れを汲む護身武術「制心術」の修得を目的とした訓練法で、身体と精神の両面からア […]
2024-06-06
制心訓練法の最大の利点は、気力を養えることにあります。しかし、気力を養うのに適した時期があり、年齢が高くなりすぎてからでは難しい面があるようです。例えば、私自身が今(48歳)から20代後半の頃と同じように毎日稽古をしよう […]
2024-06-05
格闘スポーツと武術では、構えに対する考え方に大きな違いがあります。 格闘スポーツにおける構え 格闘スポーツでは、選手は自分に合ったスタンスを選択し、相手の構えに関わらずそのスタンスを維持します。これは一定のルールの中で勝 […]
2024-06-04
制心術の攻防では、常に相手の中心を狙う。 その際フェイントにかからないように腕は力を抜いて柔らかくしておかなければならない。 しかし相手の圧に負けないようにもしなければならないが、そのためには体重を利用する。 体重を上手 […]
2024-06-03
間違った練習法を続けたり、練度より強すぎる稽古をしたりすると、故障してしまう可能性が高くなる。 護身においては健康体を保つことの方が強くなるより重要だ。 強くなろうとして健康を害してしまっては元も子もない。 故障を避ける […]