心の四階層
インド哲学において、心には4つの層があるとされている。
最も深い層に、潜在意識(チッタ)があり、これが記憶の倉庫となる。
全ての経験はこの層に入力され、その人が経験する現象はこの層から創られるとされる。
次に自我(アハンカーラ:エゴ)「私」という感じ、がある。
その上に心(マナス:マインド)という、欲求を持ったり考えたりする層、知性・理性(ブッディ:インテリジェンス)という層となる。
これらはハッキリと分かれているものではなく、それぞれの機能に応じて便宜上名付けられているだけだ。
潜在意識(チッタ)の層は他の人間や動植物だけでなく、全存在と繋がっているという説もある。
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