フォローバックしたらフォロー外してくる人

あまりいい気はしない。誰かがフォローしてきたので、フォローバックして数日後に確認してみると相手がフォローを外していることに気づく瞬間。些細なことに過ぎないが、薄汚いやり口だなとは思う。

このような行動をとる人々の背景には様々な理由が考えられる。まず挙げられるのが「フォロワー数を増やしたい」というしょうもない動機だ。フォローバックを見込んで一時的に相手をフォローし、その後静かにフォローを外すことで、自分のフォロワー数だけを増やす戦略をとっている場合がある。特に影響力やステータスを重視するユーザーほど、このような行動に出る傾向があるようだ。

「選別」という観点から見ると、相手のコンテンツを一定期間見て判断した結果、自分の趣向に合わないと感じてフォローを外すという合理的な側面も存在するだろう。初めはリターンフォローという礼儀から始まり、その後自分のタイムラインをより価値あるものにするための取捨選択ともいえる。

さらにSNSの管理アプリを使っている人も少なくない。これらのアプリを利用すると、自分をフォロー解除した相手を自動的に検出し、こちらからもフォローを外す機能がある。つまり、あなたが知らないうちに相手をフォロー解除していたことが発端となり、アプリによる自動処理で関係が終了してしまうケースも考えられる。

このような行動に対して感じる不快感は、実はSNSが生み出す「擬似的な人間関係」の脆さを表している。現実世界では友人関係の終了には何らかの区切りが存在するわけではないが、オンライン上では一方的かつ無言で、明確にその関係が終わることがあり、それがある種の喪失感や拒絶感を生み出す。

このような経験をしたとき、あまり深刻に受け止めないことが精神衛生上良いだろう。SNSはあくまでもコミュニケーションツールの一つであり、フォロー関係が本当の人間関係の深さを表すものではない。気の合う人とだけ繋がり、自分自身も本当に興味のあるアカウントだけをフォローするという姿勢が、結果的にSNSを有意義に活用する鍵となるのではないだろうか。

誰かがあなたのフォローを外したとしても、それは必ずしもあなた個人に対する評価ではなく、単にその人のSNS利用スタイルを反映しているだけかもしれない。SNSという場で起こることに一喜一憂せず、リアルな繋がりや自分自身の価値観を大切にすることが、デジタル社会を健全に生きるためのヒントとなるだろう。​​​​​​​​​​​​​​​​

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