免疫力を高める方法
免疫力は身体を病気から守る重要な防御システムだ。体内に侵入したウイルスや病原菌から身体を守り、がん細胞などにも対応している。この免疫力を高めるためには、まず食事面での工夫が重要となる。
食事では、たんぱく質を十分に摂取することが大切と言われている。肉、魚、卵、乳製品、大豆製品などから良質なたんぱく質を摂ることで、免疫物質を作る材料を補給できる。特に魚には免疫機能を調整するEPAやDHAも含まれている。また、きのこ類に含まれるβ-グルカンという食物繊維には免疫力を高める効果があり、ビタミンDも豊富だ。野菜や果物からはビタミンやミネラルを摂取でき、これらは免疫機能の維持に欠かせない。
発酵食品も重要な役割を果たす。納豆、ヨーグルト、味噌などには腸内環境を整える乳酸菌やビフィズス菌が含まれており、これらを毎日継続して摂取することで免疫機能の向上が期待できる。
運動面では、ウォーキングやストレッチなど、強いストレスを伴わない適度な運動が効果的だ。これにより血流やリンパの流れが改善され、体温や免疫細胞の機能が高まる。
睡眠も免疫力に大きく影響する。質の良い睡眠は自律神経を整え、体力を回復させる。7〜8時間程度の睡眠を確保し、日中の眠気で困らない程度の睡眠時間を確保することが理想的である。
さらに、笑うことも免疫力向上に効果がある。笑いによって免疫機能を活性化させるホルモンが分泌され、同時に腹式呼吸にもなるため、肺の機能強化にもつながるという。また、入浴で体を温めることも重要で、体温が1度上がると免疫力が約60%活性化すると言われている。
これらの取り組みを無理なく継続することで、徐々に免疫力を高めていくことができるだろう。特に食事、運動、睡眠の3つを基本として、日々の生活習慣を整えていくことが大切である。
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