スピードと安定性を高めよう
護身の現場では、できるだけ早く危険から身を遠ざけることが肝要である。
そのため、足を大きく開いて踏ん張るという対応は基本的にない。
歩幅は小さく狭く、小回りが利くように素速く移動する。
跳んだりはねたりはせず、敏捷性と安定性を兼ね備えた姿勢と動きを追求しなくてはならない。
前後の足を左右切り替えながら移動する「歩み足」
前足から先に出す「踏み込み足」
踏み込み足のあと元の形に戻しながら進む「送り足」
後足を前足に近づけてから前足を前に出す「継ぎ足」
…など様々な歩法があるが、重要なのは先述の通り機動力と安定性を最大にするバランスなのである。
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