力を抜いて気を入れる
護身の現場において、格闘に慣れない人は全身が緊張し、力んで固まってしまう。
こうなると相手の動きに対応するどころか、感知することすら出来なくなり、非常に危険である。
一方、危機においてはボンヤリしていて力が入っていないのもまた同様に危ない。
力が抜けているのは良いが、気も抜けていては適切な対処などできるわけがないからだ。
最高のパフォーマンスを発揮するには、力みを抜いて気を入れる(精神を集中させる)ことが最重要となるのである。
実はこれは、人生の全局面において当てはまる。
リラックスして過ごすのは良いが、気を抜いて腑抜けていてはいけない。
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