地球で一番素晴らしい健康法

「人生において健康が全てではないが、健康がなければ全てがない」…ヨーロッパの諺

賢い人は、元気な若いうちから健康維持、増進を心がける。

愚かな人は健康を軽視し、後悔する。

世の中には数限りなく健康法が存在するが、庶民が取り組める究極の健康法は、武術訓練である。

まず、武術訓練はタダで、身体一つで出来る。

高価なスーパーフードやサプリを買う必要もなく、トレーニング器具やジムも必要ない。

ジョギングや筋トレは関節を傷めたり、やり過ぎると身体を壊す恐れもある。

ちなみにジョギングの提唱者は52歳の時、走っている最中に突然心臓発作を起こして倒れ、そのまま死亡している。

その他各種スポーツもほどほどにすれば健康効果があるだろうが、元々そのために作られたものではないので、健康法になるかどうかは分からない。

ヨーガ（ヨガ）も究極と言っていいものではあるが、庶民にとってはやや敷居が高いかもしれない。

武術訓練では足腰体幹を鍛え、姿勢を良くするので、これだけでも相当な健康効果がある。

ウォーキングもかなり良い健康法ではあるが、武術訓練のようにスキルが身につくわけではない。

武術の世界は奥深く、千年を超える古から伝わる奥義に触れる喜びがある。

円転たる武術の動きが身につくと、ただ動くのが楽しくなり、自然と運動不足やストレスが解消され、精神も安定する。

人体の素晴らしさを体感することで、全ての人間存在、生命の尊さに気づき、自己も他者も、もっと尊重しようという気持ちになる。

武術の門は、万人に向けて開かれている。

富める者も、貧しき者も、大きな者も小さな者も、武術の世界では無差別であり、嘘は通用せず誠実が勝つ。

私は健康のために武術をしている訳ではないが、武術をするためには普通以上に健康でなければならない。

20年以上取り組んできて実感しているのは、武術的に正しい（組手などに強くなれる）訓練は健康効果も高いということだ。

これほど素晴らしいものであるのに、実際に取り組んでいる人が少ないのは残念で仕方ない。

また、折角取り組んでいても、武術的に正しいとは言えないものも多くあり、それも残念である。

この残念な状況を少しでも変えたいというのが、noteを始めた理由の一つである。

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